ジャンクThinkPad R50eのマザーボード交換



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ThinkPad R50eのマザーボード交換レポートです。


ThinkPad R50e 1834-F3J 2005年4月製造14.1TFT XGA液晶モデルです。

オリジナルは、CPUにCeleronM340 1.5GHzを搭載した、無線LANアンテナ内蔵モデルです。コンボドライブ搭載です。

ウルトラナビ無パームレストがお気に入りでした。

このR50eは、2年ほど前に、ジャンク品をヤフオクにて、25,000円で落札しました。

ジャンク理由は、電源が入るものの、起動しないといったものでしたが、購入後殆ど使用していない美品とありました。

現物を見てみると、商品説明通り、なるほど使用感の少ない美品でした。思わず、これは買いだ!とほくそ笑んでしまいました。

早速電源をいれてみると、CPUファンが回るものの、起動せず、画面が表示されない状態です。

このような場合は、マザーボードに原因がありますので、早速ヤフオクを物色です。(CPUがお亡くなりになっている場合もあります。この場合はCPUを交換するだけですので非常に楽です。)

しばらく、サイトを眺めてみるとあることに気付きました。T40シリーズのマザーと同じ形状をしています。     

どうやら、チップセット(T40シリーズは、855PMですが、R50eは、855GM)、VGAの違いがあるものの、形状等規格は同じようです。(写真は、R50eの無線LAN非対応マザーのもの)

もしや、T40のマザーでも交換可能では?と思いつつ暫らく検討しましたが、結局、R50eの無線LAN対応のマザーが出品されてましたので、こちらを落札しました。

 (写真4枚目は、15インチモデルのマザーボード及びベースカバーですが、マザーは14.1インチと共通で、15インチモデルのベースカバーには、右側にサイズを合わせるように、ベゼルが付いています)

ついでに、DothanコアのPentiumM725 1.6GHz インテル無線LAN2200BGMini PCI 無線LANカードを落札しました。

皆さんご存じのとおり、無線LANカードは、IBMオリジナルのものでないと、BIOSではじかれてしまいます。一部バルク品でも、ソフト的に動作させる方法もありますが、液晶下の無線ランプも点灯しませんし、気分もよくないので純正品を格安で落札しました。(1,200円でした)

早速保守マニュアルに従って本体を分解して届いたマザーボードを交換し、BIOS画面を確認します。

リカバリーCDをこれまたヤフオクで落札しましたので、リカバリーします。

液晶の状態は、新品同様でした。バッテリーのサイクルカウントも8で、ほとんど新品です。思惑は見事的中しました。

ロゴシールをセントリーノに貼り替え、これまたヤフオク行きです。43,000円で落札されました。

CeleronMとPentiumM725のベンチ結果は、見事に紛失しましたが、体感的には変わりません。ほとんど自己満足の世界です。

R50でも、記述しましたが、ウルトラベイエンハスドドライブは、R50eでも使用可能のようです。ネジ1本で止まっていたような記憶があります。マルチドライブに交換するのも良いかもしれませんね。
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