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ThinkPad R61eのCPU換装及び無線LAN化
こちらは、Lenovo(レノボ)のThinkPad R61eです。
オリジナルのスペックは、CPU/Celeron540 1.86GHz メモリー1GB HDD80GB DVDドライブ チップセット/モバイル インテル® GL960 Express といった構成です。
このチップセットは、
東芝 Dynabook CX/45E
でも紹介したとおり、FSB800MHzのCore2Duoへの換装が可能です。Socket Pです。
そこで今回は、Core2DuoT7300 2.0GHz L2キャッシュ4MBへの換装を試みました。
分解は、保守マニュアルを参照すれば簡単に行えます。ここがLenovo(旧IBM)の実に親切なところです。
○のネジを外し、HDDを取り外します。
HDDの換装も容易に可能です。500GB/5,400回転のSATAも以前より値上がりしていますが、1万円以下です。余裕があれば換装したいところです。
躯体裏面のネジを外せば、写真右のように容易にパームレストを外すことが可能です。
○のネジ本を外しておきます。
キーボードは、手前から持ち上げ、緑の○のコネクタを外します。
キーボードベゼルを手前に引くようにして外し、○のネジを外します。
アンテナが内蔵されていますが、なんと3本ありました。右の白いアンテナはBluetooth用でしょうか?
光学ドライブの換装も容易ですね。マルチドライブも安いですから交換しても良いでしょう。
この時点で、メモリーを1GB増設して2GBにしてあります。Windows32bit系のOSで最大3GB、64bit系で4GBまで増設可能です。
CPUの換装はいたって簡単です。
左は、オリジナルのCeleron540 1.86GHzです。
このCPUでも十分に高性能です。
左が、Celeron540で、右が今回換装用に用意したCore2DuoT7300 2.0GHzです。
うーん、コアの大きさがかなり違いますね。
L2キャッシュも4MBありますから、かなりのもんです。
体感的にも差を感じますね。
CPUコアの他、チップセットのコアにもシリコングリスを塗ります。
右の写真は、インテルの3945BG/FRU:42T0861です。Lenovo純正品です。ThinkPadは、純正品でないとBIOSではじかれてしまいます。
BIOSでもシッカリ認識しています。
Vistaのエクスペリエンスインデックスのスコアは3.2です。これはCeleron540時と同スコアでした。
上は、Celeron540 1.86GHz時のスコアです。
こちらは、Core2DuoT7300へ換装後のスコアです。
以上、ご参考まで。うーん、東芝Dynabook CX45Eに比較して、やはりレノボは分解・改造が容易です。
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