MSI Wind U100のHDD換装・データ復旧及びVista導入

MSI Wind U100のHDD換装

こちらは、MSIの初代ネットブック　Wind U100です。 奥さんの寝床韓ドラ用端末ですが、突然ブルーバック画面になり、XPが起動しないとのことで、急遽分解・修理となりました。 200GB分の韓ドラaviファイルがぶっ飛んでしまったと、青ざめて大騒ぎしている奥さんを横に、状態を検証してみます。

電源を入れてみると、XPロゴが起動するものの、その後ブルーバック画面になり再起動してしまいます。セーフモードでも起動しません。 突然なるのもおかしいので、奥さんに聞いてみるとフリーズしたので強制終了したとのこと。 うーん、これはよく見聞きする状態で、強制終了で起動にかかわるレジストリが破壊されたようです。 HDDもあやしい状態なので、取りあえずデーターを取り出してから更に大容量のHDDへの換装を試みます。 HDDは、以前に80GBから250GBに換装していました。 手順としては、バッテリーを取り外します。 次に、裏面のネジを全て外します。青○のネジにはシールが貼られていまして、これを剥がすと保証がなくなるようです。 写真のように、本体を裏返しにして、ベースカバーを右側から外していきます。このカバーは、意外に簡単に外せます。

HDDを取り出すためには、左側のMini PCI Express　無線LANカードを取り外す必要があります。 アンテナを外して、シールをめくり、ネジを外します。

さらに、○印のネジを外します。あとは、HDDを端子から引き抜いて外すだけです。 右の写真は、HDDを取り外した状態です。

左は、換装用にドスパラで購入した5400回転500GBのSATA　HDDです。

MSI Wind U100　HDDデータの復旧

データはとれるだろうと思い、取り外したHDDを2.5インチ外付けケースにいれて、デスクトップ機につなぎます。 ところが、認識はしますが「インページ実行エラー」となり、アクセスできません。 そこで、ファイナルデータ8.0を使いデータを取り出します。 これは、便利なソフトで、Windows上でアクセスできないHDDからデータを読み込み、復元することが可能です。 おかげさまで、奥さんの韓国ドラマaviファイルも全て取り出せました。

MSI Wind U100にVistaを導入

マイピクチャの写真が奇麗に表示されるという理由で、U100にVistaを入れることにしました。 メモリーは、1GB増設して、計2GBにします。Vista、Windows7では最低2GBは必要です。 vLiteで、軽量化したVistaをインストールします。ドライバー類は、MSIのサイトからWindows7用のものを導入しますが、無線LANドライバーは、認識しないのでこちらからダウンします。MS-6894 さらに、インテル945GMチップセット用ドライバーをインテルのサイトよりダウンロードします。 入れてみたところ、Atomでも結構サクサク動きます。エアロも動作しますし、Vistaのエクスペリエンスインデックスのスコアは、2.7でした。 以上ご参考まで。