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今回は、幻のベアボーンノート、台湾AOpenの1551-AG1,-OG1のレポートです。
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2004年、2005年は、べボーンノートPCの全盛期でした。AOpenをはじめ、EeePCで人気のASUSTek、ECSなどが、こぞってベアボーンノートを発売しました。
それ以前も、ベアボーンノートは存在しましたが、ASUSのOEMで、EpsonダイレクトのEndeavor NT1000,1200などのPenIIIノート、あるいは台湾Clevo社のPentium4系のデスクトップノートが主流で、認知度はあまり高くはありませんでした。
AOpenでは、このB5ノートの1551-AG1,-OG1の他、A4ノートの1556,1557,1558,1559等も発売してました。
このベアボーンシリーズは、けっこうな人気で、かくいう私も、すぐにでも購入したかったのですが、けっこうな値段でしたので、ちょっと待って、写真の1551-AG1をアキバのショップで、75,000円で購入しました。
欲しくてたまらなかったベアボーンノートでしたので、嬉しくて組立もせず、しばらくながめてほくそ笑んでました。(相変わらずアホだ)
この1551シリーズは、Socket479で、PentiumM CeleronM,Banias,DothanコアのFSB400MHz対応で、チップセットはIntel855GMEです。一応、FSB533MHzのPentiumMも動作します。しかし、400MHzでしか認識しません。
CPUは、おそらくDothan最速PentiumM765 2.1GHzも動作すると思いますが、未だに値段が高く、ちょっと手が出ません。
しかし、Dothan1.7GHzの735は、かなり値段が下がってきて、ヤフオク落札価格は、4,000円前後までになっています。
写真のCPUは、BaniasコアのPentiumM1.5GHzです。
写真の1551-AG1のほか、知人に頼まれて、限定ホワイトモデルの1551-OG1も組み立てました。
内容は全く同じです。
ベアボーンの良いところは、自分で好きなように構成を選択できることです。このノートは、後ほど紹介する、台湾MSIのMS-1013と異なり、各パーツへのアクセスが実に容易です。躯体裏面のネジを外すだけです。
光学ドライブの交換もドライバー一本で簡単にできます。この1551-AG1は、購入時コンボドライブのパナソニック製UJDA760が付属してましたが、後日同じパナソニック製のUJ-870マルチドライブに交換しました。すんなりと認識します。
ただし、ネックになる点が一つあります。キーボードをはめるのが実に大変なのです。両サイドの爪に固定するのがかなり固く、相当苦労しました。
メインメモリーは、キーボードをはずさないと、アクセスできないため、この仕上げだけはいただけません。
最後の写真は、Dell Inspiron700mです。こちらは、後日新品で購入しましたが、結局使用することなくヤフオク行きになりました。
皆さんご存じのとおり、このDellのInspiron700m、日立のPurius Gear GN33,35,37等、FLORA220Wは、この1551シリーズのOEMです。
当時は、AOpenもDell等への供給が忙しかったのか、1551シリーズは品薄でした。
700mの後継モデル、Inspiron710mも載っているCPUが違うだけで、同一モデルです。私は、あの白いキーボードが気に入りませんが。
1551シリーズとの相違点は唯一つ、CPU交換等改造できないように、裏面からアクセスできない仕上げになってます。HDD、メモリー等は自分で交換できるようになってます。
したがいまして、CPUを交換するためには、躯体を分解して、マザーボードを取り出さなければなりません。
結局、これが面倒で、かつ新品で保証がなくなることが頭にありましたので、Inspiron700mは、いじりませんでした。
今でも、中古市場では、このInspiron700mは人気があり、状態の良いものは40,000円以上するようです。
ただ、このシリーズの欠点として、スピーカーケーブルの断線があります。まあ、これはなんとか修理できると思いますが。
ちなみに、Inspiron700mの大容量バッテリーは、1551-AG1でも使用可能ですが、形状が微妙に合わないため、バッテリー側を少し加工する必要があります。
この1551-AG1は、組み立てた後満足してしまい、すぐに飽きれてしまったので、知人に相当価格で譲りました。どうも知人は気に入っているようです。(撮影ご協力ありがとうございました)
最近このベアボーンをまたいじりたくなり、いろいろ探しましたが、見つかりません。ヤフオクでも滅多に出ない幻の名機となってしまいました。
あとで、Inspiron700mのジャンクでも見かけたら、またいじってみようと思います。 |
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