ジャンクThinkPad X60sの復活



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管理人がこれまで所有したノートパソコンの詳細レポートです。


先日ジャンク格安(?)で購入したX60sですが、液晶の角度を変えたり、画面に触れると突然、バックライトが消えてしまいます。そこで、液晶パネルの修理を試みました。 


上記写真は、復活後の画像です。

早速電源を入れて症状を確認してみます。なるほど、画面がチラつき、突然バックライトが消灯します。この機種ではよく見かける症状です。

再起動すると、再び点灯。うーん、このような症状の場合、原因は大抵、①インバーター②フレキですが、早速、保守マニュアルをダウンロードし、分解します。
フレキケーブルの断線もなし。インバーターも問題ない様子。

何方かのサイトで、液晶カバーから外した状態だと、正常動作するとの記事を見かけたので、そのとおり、液晶リアカバーから取り外した状態で、電源を投入してみる。

たしかに、チラつきもせず、角度を変えても、バックライトは消灯しません。
そこで、液晶パネル裏面をよーく見ると、4隅にクッションが貼られていました。

ThinkPadをはじめ、他のノートでもお目にかかったことがないパネルの設置方法です。

もしやと思い、クッションを全部取り除いて、再び組立たところ、問題なく表示します。

どうやら、クッションによるリアカバーと、液晶パネルとの間にできた微妙な隙間が原因だった模様。 なんで、ワザワザこんなことするんでしょうか?Lenovoさん。
ちなみに、液晶パネルのFRUは、13N7092です。

X60シリーズでは、何種類かあるようなので、新品等を購入する場合は、お間違いなく。

ヤフオクでも15,000円前後で新品が出品されていまが、FRUが違いますので気を付けてください。
後日、液晶パネルに黒いシミがありましたので、それを取り除こうとLCDを分解しました。
(作業中は、集中してましたので写真はとりませんでした。そこで、240ZのLCDで代用してます)

これまでのXシリーズとは、構造が異なり、画面の上下両サイドが、白い枠にテープで固定されてます。
従って、液晶にヒビを入れないように、慎重にテープを剥がします。

そうすると、白枠と分離できます。LCDは、写真のとおり何枚かのシートが重なっています。

240シリーズの黒シミなどもそうですが、矢印のシートをよーく見ますと、汚れている部分がありますので、この汚れを慎重に落とします。 私は、メガネ拭きをよく使います。

それと、ホコリやチリの除去用に、液ダレのしないエアーブローはぜひ用意してください。 

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